昨日の夜は少し大変だった…
夕方6時から始まった抗がん剤投与。2ヶ月ぶりくらいに抗がん剤が体に入ったせいなのか昨日は体の反応がすごかった気がする
座っているのに目眩がしたり、身体中が暑くなったり。そのせいもあるのか吐き気留めを入れてくれてるのに吐き気がすごくて、夜中にとうとう吐いてしまった
久々に思い出した感覚
いやー吐くの久々だったな。外来で受けてた時は薬でなんとかコントロールして一回も吐くことはなかったけど、昨日は無理だった
たくさん水飲まなきゃ!って少し無理して水飲んでたのもよくなかったのかな
夜中1時くらいにトイレで叫びながら吐いてたら看護師の人たちが来てくれて、追加で吐き気留めの注射をしてくれたり
そうこうしているうちに何だか吐き気もおさまり、そこからは朝まで寝ることができました
吐いたせいで今日の昼くらいまで口の中が嫌な感じ。胃液もたくさんでたから歯がなんだかギシギシする
歯磨きも、口ゆすぎも入念にして寝たのに残るもんなんだね
にしても吐いてる時、「あーこれこれ、吐くってこんな感じだよね〜」なんて呑気なこと考えてた
学生の頃、馬鹿みたいに飲み会ではしゃいで二日酔いもしょっちゅうなってて、ひどい時は2日間二日酔いが続いた時があった。その時は昼間もずーっとげろげろ
飲んでる時に吐くのはアルコールが回ってるからあんまりキツくないんだけど、シラフの時に吐くのってほんとしんどいよね。このしんどいのが嫌で、3、4年生の学生生活も終わりになろうとしてた頃は自分で飲める量もコントロール出来るようになりそんな悪酔いはしなくなってきてた
そこから10年近く経ったいま、
大人になった私は
「そうそうこれこれ、二日酔いの時に吐く感じと似てるなぁ」とアルコールと抗がん剤の副作用って紐づけるのはいかがなものか、と思いながら昔を思い出してました
明け方には抗がん剤の投与も終わり、朝とお昼は点滴の管も外れて自由の身に!
シャワー浴びたり、部屋を出て唯一の外界の駐車場を見たり。なんとかリフレッシュをしてました
お昼ご飯を食べたらなんだか眠くなってしまい、午後面会と着替えの交換に来てくれた母とはほとんど話すことなくばいばい(コロナ対策で面会は1時間まで)。すまんよ、母よ
その他はゲームしたり、ぼーっとしたり
体が動かなかったり、頭がぼーっとしたりするのはわかってたから特に驚くことはなく、何もしようとせず耐え忍ぶ時間です
治療のプロトコル
そして治療のプロトコルをとうとう見せてもらえた!
なんか隠してるわけじゃないと思うんだけど、あんまり患者に治療のプロセスを教えないもんなのかね。何回お願いしても教えてくれなかった
それがやっと今日、見せてくれました
今回受けているのは LACE と呼ばれる抗がん剤で4種の薬剤(lomustine, ARA-C, cyclophosphamide, etoposide)を混合してます
ARA-C ってやつが見当たらないけど、まぁ呼び名が違うだけでしょう
Day 0 が幹細胞を移植する日で、そこから遡っていつ抗がん剤を打つかってスケジュールみたいですね
Day -4 から始まる Cyclophosphamide が結構口とか目の粘膜やられるみたい。そしてそれくらいのころから白血球がすごい落ちるんだとか
白血球の数がどんな感じで遷移していくのかグラフで見てみたいんだけど、流石にそれは教えてくれないかなぁ。科学者の血が疼くぜ
この程度でもこの先どんな感じで治療が進んで、体調がどうなっていくのか個人差があるものの予想できるからいいですね。日本の病院だときっと丁寧に教えてくれるんでしょうね
まぁそんな感じで本日は投与2日目。永遠に続くものではないので、あまり先を見過ぎず、1日いちにちをこなしていくことに集中して
明日で折り返しの3日目!
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