
時たま街に現れる移動遊園地の George Irvin’s Leisure Funfair
子どもが夢中になって遊べるアトラクションや移動遊園地とは思えない規模の乗り物があったり、子どもから大人まで楽しめます
どこかノスタルジックな雰囲気も漂い、園内を散歩してるだけでも楽しかったです
George Irvin’s Leisure とは?
Funfair とは移動遊園地のこと
そもそも Funfair とは移動遊園地のことで、日本では見かけたことはなかったのですが、ロンドンでは結構見かけます
大きなものだとクリスマスの時期に Hyde Park で開催される Winter Wonderland(ウィンター・ワンダーランド)。あれは何回か行ってるのですが、移動遊園地とは思えないほどの規模です
この George Irvin’s Leisure が運営してる遊園地は小規模で、ロンドン内であらゆる場所を点々とし、小さめの広場でも開催してるので割とお目にかかれると思います
George Irvin’s Leisure の歴史
George Irvin’s Leisure は5世代に渡り移動遊園地を営んでいて始まりは19世紀。ブリストル生まれのBen Phelps の娘である Harriet Phelps がロンドン出身の車大工の息子の William Irvin と結婚し、Ben が所持していた回転木馬で遊園地業を始めたのがきっかけでした
不運なことに1902年に Ben が亡くなった時に回転木馬の支払いを続けることができなくなり一時は売り払いましたが、のちに William が別の回転木馬を買い、その後100年に渡り家族に貢献しました
20世紀になると数々の不幸が Irvin 家に訪れますが、最終的には William の5兄弟のうちに一人である George(のちのGeorge 1世) に回転木馬が渡ります。ちょうどその頃は戦間期(1918-1939年)で遊園地業で事業を大きくすることができました
George 1世の死後、3人息子の George 2世、Billy、Benny で乗り物を分け、それぞれ事業を独立させました。Geroge 2世はバンパーカーを、Billy は滑り台を、Benny は回転木馬を受け取りました
George 2世の息子の George 3世は事業を拡大させることに成功し、その頃に現在の形である Irvin Leisure を設立。また、事業拡大に合わせスタッフトレーニングの徹底、安全基準の見直し、室内設置など大幅な改革を行うことにも成功しました
現在では George 3世の息子の George 4世と James が運営に大きく関わり、更には6世代目が運営に関わり始めています
と、公式HPに載っている内容をわかりやすくまとめたつもりですが、文章だとどうしてもわかりづらいので図解してみました↓

開催時期、場所
当たり前ですが、移動遊園地なのでとても流動的です
こちらの公式HPで随時開催案内がアップされているのでご確認ください
また、その地域で開催する大体2週間くらい前からこんな↓ポスターが街に貼られるので見逃す心配も少ないです

開催時間もまちまちですが、大体午後から夜(遅い時は23時くらい)までやってます
料金
支払い方法は2つあって、トークン(入場券)を使うかコンタクトレスのカードで乗る前に払うかです。コンタクトレスのカードを使った方が、簡単 & 若干安い(毎回£0.2安い)& トークンが余る心配がないのでおすすめです
トークンを使う場合は、こちらの↓チケット売り場で 1トークン=£1.20 で欲しい枚数を買い、乗り物ごとにそのトークンを消費していきます


コンタクトレスのカードを使う場合は乗る前にスタッフに支払うだけ。トークンを買うより £0.2 ずつ 安く、トークンを余らせる心配もないのでおすすめです

乗り物
乗り物は結構大きく、移動遊園地でこんなに大きいのどうやって運んでるのっていうくらい規模があります
割と小さい子どもや中高生向けの乗り物も多く、横浜のコスモワールドのあのクイーンズスクエア側にあるような感じ(?)です
絶叫系
割と迫力がある乗り物はこれら
移動遊園地なのに結構長いジェットコースター。本当にいったいどうやって運んでんだろ

これはすごい高さがあって違う怖さがありました。絶対に乗りたくない

こちらは回転する円盤に回転する座席に座るやつ。気持ち悪くなりそう

穏やか系
これらは家族でわいわい楽しめるような乗り物です

バンパーカーも小学校くらいの頃だとすごい楽しいんですよね〜


これも結構高さが出ているので怖そうでした

ばぶばぶ系
小さい子どもと一緒に乗れるような優しい乗り物もありました
我々も子ども(15ヶ月)とこれに乗り、子どもは楽しんでました

トランポリンで思いっきり遊べたり

滑り台で遊べたり、体を動かせるのもあり3〜6歳くらいの子どもは楽しめそうですね

もちろん一人で乗るものもあります


こちらは体験型のダンジョンアトラクション

ゲーム系
射的やくじ引きなどもあります


お菓子
子どもが喜ぶお菓子ももちろん完備


私の子どもはまだ小さいので遊べるものが限られてましたがもう少ししたら(3歳以降)もっと遊べそう。楽しみです
まとめ
ロンドンの歴史ある移動遊園地 George Irvin’s Leisure Funfair
イギリスのノスタルジックな雰囲気漂うこの遊園地は時たま街に来てわくわくを運んでくれます
日本で私は経験ありませんでしたが、子どもが成長するにつれていい思い出になるんでしょうね
もちろん、大人も楽しめる絶叫系もあるので勇気ある方は試してみてください
George Irvin’s Leisure Funfair
住所・開催時期:不定(詳しくは随時更新される公式HPを確認ください)
公式HP:https://www.irvinleisure.co.uk/


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