【幹細胞移植準備① | 190日目】新しいフェーズ

幹細胞移植準備

新しい題名になりました。もう外来での投与サイクルはお終い!改めてやったー

今日は3週間ぶりにドクターと外来投与が終了したと言うことで、面談のために朝から病院へ行きました

今回の面談は6月に控えている幹細胞移植の詳しい日程や治療内容を聞けると言われていたので結構期待して病院に行きました。まぁ結果的にただの血液検査と調子を伺われただけだったんだけどね。残念

詳しい話は後日、専門のチームから連絡が来るとのこと
いつその連絡が来るのとかは全然わからず、まぁそんな感じだよねーとさほど驚きもせず病院を後に

血液検査もスムーズで待ち時間も結構短かったからいっかー、とぽけーと考えながら帰りのバスで外の景色を眺め、おうちに向かいました

帰宅したらばぶさんがお出迎え

帰った時、丁度ばぶさんがお昼寝から起きたみたいでご機嫌が良く、笑顔で迎えてくれた。かわゆす。病院でのがっかりなんてどうでもよくなりました。不思議だね

たまに思うんだけど、今の時期全く仕事してないし、なんだかんだ副作用(だるさとか指先の痺れとか)でなにもする気起きないし、正直今生きてる実感ないんだよね

確かに治療に専念しなきゃいけないから、体を休めて、全ての治療をこなすことが大事なんだけど、大事な人生の時間を無駄にしてる感じがして、すごいやるせない気持ちになることが多いのです。おそらく大きな病気して入院や、頻繁な外来受診をしている方は多かれ少なかれそう感じていると思う

でもたまたま我々にはまだ小さい子どもがいて(病気発覚時にはまだ10ヶ月)、仕事も全部中断したことで家で一緒にずっと過ごせてるんだよね

確かに体調が悪いときには面倒見れないこともあるけど、仕事してたらきっとこんなことできなかったと思う。数少ない病気中の前向きなところかな

午後のお散歩へ

ばぶさんに癒され、少し休んで、お昼を食べ、ばぶさんとお散歩に

今我々が住んでいる地域は結構地元感が強い地域。ハイストリートでもよくご近所さん同士でおしゃべりしてて、子育て世代の多いこと多いこと

公園でも子どもを遊ばせてると自然と隣のパパさんママさんとおしゃべりすることも多く、以前そんな感じで知り合いになった2歳の娘がいるパパさんと最近ちょくちょく連絡取ってたんだよね

その家族は数ヶ月前に少し遠くに引っ越しちゃったんだけど、今日は娘の用事でここら辺に遊びに来ているとのこと

お散歩中にそのパパさんから連絡が来て、今ちょうど町に戻ってきてて会わないかと

そのパパさんすっごいマシンガントークで、しかもこっちの話を全く聞かない人。フレンドリーで面白い人なんだけどねー
会っても立ち話程度にしようと奥さんと決め、いざ待ち合わせ場所のカフェへ

そしたらそのパパさんカフェの外で自分の娘と見知らぬ子どもを抱っこしてた。相変わらずおもろいなーと思いながら、ハロー!元気だったー?とご挨拶

久々のマシンガントークを浴び、病気の調子を聞かれたけど聞いてもらえず、駐車の時間が迫ってるからと言うことで奥さんに怒られており、その場はバイバイしました

10分くらいしか話してないのに疲れた…

友達と久々にテレビ電話

おうちに帰ってきて今度は研究室の博士課程の学生が明日ニューヨークにインターンで出発するからと言うことで電話しよーってなって久々にテレビ電話

この子はとっても常識人。ちゃんとした会話ができることをしみじみと楽しみ、子どもを見せ、メロメロ。そうでしょそうでしょ、うんうん

そしてあっという間の1時間のお話でバイバイ。今度は全然疲れてない不思議
いやーあるんだね、会話が合う合わない波長的なやつって

そんなこんなで今日は珍しく人と会う日でした

でもやっぱり人に会って、病気が良くなってることを本当に喜んでくれるのは嬉しいね。こっちに家族も友人もいない状態でスタートしてるから、徐々にそんな人が増えてきて嬉しいです

病気のことも親、兄弟と日本の知り合いでは本当に近しい友人2人くらいにしか言ってないから、こうやってちょくちょく話せるのは気晴らしになるね

そしてこの半年、自分の人生が完全にストップしてしまってたから外の世界の人たちとお話しできてよかった。確かに自分はまだ戻れる状態ではないけど、少し元の生活を思い出せた感じかな

完治後の生活

なんか少し心配になったのが、治療が完了したら果たして社会復帰できるのかと思った。まぁ大丈夫なんだろうけど少し大変かもね

悪性リンパ腫の診断受けたときハンドブックみたいのもらって、それに書いてあったんだけど、完治後ってすごい落ち込むことが多いんだって

治って自分の生活に戻れるから不思議なんだけど、心理的には「なんで自分が?」とか「治療期間の1年間無駄にした…」とか考えちゃんだとさ

少し僕もそんな心理状態になりつつあるから気をつけないと。いやー闘病ってあらゆる面で大変ですね

この半年、治療完了を入れたら1年、ゆっくりだけど精神的にも肉体的にもいろんなこと経験してる。まさか自分がこんなことになるなんてね。人生ってわからんな

指先の痺れもドクターからは良くなるって言われたから希望を持って。治ったらもう少しブログも書きたいし。少しづつですな

とりあえず今は6月の入院に備えリカバリーに専念(美味しいもんたくさん食べとく期間)

次回はこちら↓

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